有機肥料
有機肥料と化学肥料の違いって何?どちらがいいの?
肥料には、大きく分けて「有機肥料」と「化学肥料」があります。
それぞれどのような違いがあるのでしょうか?そして、どちらを使うのがよいのでしょうか?
★「有機肥料」の特徴
- 油粕や米ぬか、鳥の糞・魚粉など動物性の有機物を原料にしている
- 効果が現れるのが遅いが、長く続く傾向にある
- ゆっくり効いていくので、野菜もゆっくり成長する
- 土の中の微生物が増える
- 土の養水分を保持する力が強まる
- ゆっくり効果が現れるので、作付けまでに時間が必要である
- 成分が化学肥料ほどはっきりわからない
- 化学肥料より値段が高い
- 土の状態によって肥料の効果が左右されるので、初心者だと扱いづらい
★「化学肥料」の特徴
- 鉱石や窒素ガスなど自然に存在する無機物を原料にして化学合成した肥料
- 成分量にむらがなく、すぐに根が吸収できるため誰でも扱いやすい
- 使いすぎると土の中の有機物が少なくなってしまう
- 土壌改良をすることはできない
初心者は、扱いが簡単な化学肥料がオススメですが化学肥料ばかりに頼ってしまうと有機物が少なくなり、結果的に作物がうまく育たないという結果につながる可能性があります。
ですので、扱いやすい化学肥料と有機物を増やしてくれる有機肥料を合わせて使うのがおすすめです。
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